岩崎剛幸 人を動かすたった一つのもの、それは情熱
著者は知る人ぞ知る,船井総研の若きコンサルタントです。今,注目の人(こんな人
)。
岩崎氏は語ります。
「組織は戦略に従い,戦略は情熱に従う」
情熱がすべてを動かす
トップの熱い情熱が社員を動かす
社員の熱い情熱が顧客を動かす
あなたの熱い情熱があなたを動かす
もう戦略はいらない。熱い情熱こそが目的達成に必要である!
熱い方です。逆に言えば,そういうものがうける時代でもあるのでしょう。
本の最後の方に面白い事例が載っていました。楽団の全員が指揮者になることができるという方式を取り入れているオルフェウス管弦楽団というオーケストラの運営方法から生まれた「オルフェウス・メソッド」。次の10項目からなるそうです。
1.
現場の人間に権限を与える。
2.
最終商品(演奏)の水準に一人一人が責任を負う。
3.
平坦な組織でチームワークを重視する。
4.
リーダーシップは持ち回りで分担する。
5.
一人一人の役割を明確に定義する。
6.
開かれたコミュニケーションを重視する。
7.
全員がスペシャリストであり,セネラリストであれ。
8.
絶えずコンセンサスを模索する。
9.
互いを尊重しあう。
10.
組織の使命を理解し,積極的に関与する。
いいですね。共感を覚えます,というより,私の考えていることと同じです。以前はカリスマ的リーダーが一人いて,あとは取り巻き(側近)がいれば仕事も組織も回ったわけです。しかし,それを見直す時期に来ています。岩崎氏もこう書いています。私が以前から主張しているのと同じ!
「全員が自分の責任で,自分のベストを尽くして,お互いに柔らかな連携をとった組織を作るという,いわばアメーバ型の組織が注目されてきた」と。
【Dr.
SHIN
オススメ度 ★★★★☆ +熱いものを求めている人】
マネジメント社,2003,p220,ISBN4-8378-0415-2,
¥1,500
Posted: 金 - 10月 10, 2003 at 10:26 åflå„
たこ部屋