国立感染症研究所は3月2日、2001年第7週（２月12日〜２月18日）の感染症発生動向調査を発信した。インフルエンザ流行状況2000/2001
シーズンのインフルエンザ患者発生は、過去5 シーズンに比べ立ち上がりは遅くなっていたが、2001 年第5 週になって流行開始の指標と考えられる定点当たり報告数1
を超え、遅ればせながら流行期に入ったと考えられる。2001 年第7週のインフルエンザ患者報告総数は12,880 で、この1
週間の1 医療機関当たりの平均インフルエンザ患者受診数（定点当たり報告数）は2.77 であった。他の都道府県に先駆けて定点当たり報告数が多くなっているのは、高知県（16.6
）、和歌山県（13.5 ）、徳島県（6.0 ）、奈良県（5.9 ）、鹿児島県（5.4 ）、大阪府（5.0 ）など近畿・四国地方の府県が
多い
全数報告の対象となる感染症については以下の通り。
1 類感染症：報告なし
2 類感染症：細菌性赤痢11 例（推定感染地：国内1 例、タイ4 例、インド2 例、インドネシア、ベトナム、メキシコ、不明各1
例）
3 類感染症：腸管出血性大腸菌感染症8 例
4 類感染症：アメーバ赤痢6 例、クロイツフェルト・ヤコブ病1 例（孤発性）、ジアルジア症2 例、髄膜炎菌性髄膜炎1 例、VRE
感染症1 例、急性ウイルス性肝炎3 例A 型2 例、B 型1 例＿感染経路：性行為感染、後天性免疫不全症候群10 例（AIDS1
例、無症候性キャリア8 例、その他の病態1 例）、感染経路：不明1 例、静注薬物使用1 例、性行為8 例（同性間6 例、異性間2
例）、梅毒1 例（早期顕症）、マラリア1 例＿三日熱マラリア（推定感染地：スリランカ）
参考までに，第６週（２月２日〜２月11日）も載せておきます。
１類感染症：なし。
２類感染症：コレラ１例、細菌性赤痢10例、腸チフス２例。
３類感染症：腸管出血性大腸菌感染症６例。
４類感染症：アメーバ赤痢３例、ジアルジア症４例、ツツガムシ病２例、レジオネラ症１例、急性ウイルス性肝炎９例、後天性免疫不全症候群７例、梅毒５例、デング熱１例。
EPSIS: PATHOPHYSIOLOGY
AND TREATMENT
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Proposed Rule on Hazardous Materials: Revision
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